各国のバーミセリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 14:38 UTC 版)
「ヴェルミチェッリ」の記事における「各国のバーミセリ」の解説
世界には以下のようなさまざまな細麺があるが、いずれも英語ではバーミセリと訳されることがある。 南アジアでは、ウルドゥー語ではورمیسیلی、ヒンディー語でसेवइयां(同じような麺はベンガル語では ভার্মিসেলি, グジャラート語では sev, カンナダ語では shavige, テルグ語では sevalu /semiya, タミル語では semiya などと呼ばれる)というデュラムセモリナ小麦粉から作る麺がある。これらは、ウプマ(Upma, 麺あるいは小麦粉を野菜などと共にスパイスで炒める料理)に使われたり、キール(Kheer、ライスプディングとも)という甘いデザートに米の代わりに使われることもある。 東アジアには、米で作った米粉(ビーフン)、小麦で作った麺線(メンセン)や素麺(そうめん)、緑豆で作った粉糸(春雨)などといった麺があるが、これもバーミセリと訳される。 中南米にはフィデオ(fideo)という麺があり、チキンスープなどに使われる。 エジプトなどでは米から作るシェレヤ(she'reya, شعريه )という細麺があり、炒め物などに使われている。イランにはレシュテ(reshteh, رشته )という細麺があり、アーシュ・レシュテというスープのほか、デザートなどにも使われている。
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