(一般)司法警察職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:10 UTC 版)
一般司法警察職員の代表である警察官は、階級によって司法警察員か司法巡査かで区別される。原則として、巡査の階級の者は司法巡査、巡査部長以上の階級の者は司法警察員とされているが、捜査上必要がある場合には、巡査および巡査長を司法警察員に指定することができる。刑事訴訟法199条2項では逮捕令状の発付につき司法警察員を警部(警察署で課長、警察本部で係長相当職を務める)以上の者に限定する規定がある。 具体的に挙げれば、 刑事課、生活安全課、組織犯罪対策課、公安課、交通課、警備課等の職務に従事する者 僻地の駐在所等で職務に従事する地域警察官 その他司法警察員の認定が必要であると認められる者 である。
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司法警察職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 10:36 UTC 版)
司法警察職員 司法警察職員とは、司法巡査と司法警察員に分けられる(刑事訴訟法第39条)司法警察員 原則として巡査部長より上の階級の警察官(例外は後述)。 司法巡査 巡査の階級にある警察官。司法警察員に比べると、告訴・告発の受理、還付に関すること等さまざまな権限の制約を受ける。 例外 上記のように、司法巡査には権限に制約があるが、離島等の駐在所員や専務課に所属する捜査員等、巡査でも司法警察員としての権限が必要な場合に、司法警察員の権限を持たせた巡査。「刑事訴訟法第百八十九条第一項および第百九十九条第二項の規定に基づく司法警察員等の指定に関する規則(昭和29年7月1日国家公安委員会規則第5号)」またはこれに準じて制定されている都道府県公安委員会規則により、警察庁長官、管区警察局長、警視総監、道府県警察本部長から司法警察員に指定される。 戦前の警察制度においては企業などが給料を支払う請願巡査という制度が存在した。
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