古神道から神社神道へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 10:12 UTC 版)
古神道から形式や儀式が、長い歴史のなかで緩やかに定常化されつつあり、現在ほとんどの依り代は、神体として崇拝の対象(依り代が崇拝の対象ではなく、憑依する神が崇拝の対象)となり、家庭での神棚や祠などの簡易なものから、神社に社や神殿などの祭祀の施設が設けられている。 これらの神社などの多くは、もともと古神道で信仰されていた場所に建てられ、その場所にある磐座・神籬がその神社としての依り代となっている場合が多い。また、同様に、榊(さかき)に代表される梛(なぎ)などの革厚で光沢のある葉を持つ常緑の広葉樹を、神の依り憑く神木としている。また祭礼など特殊な場合には、山や神殿等から、より身近な場所に神霊を降臨させる臨時の依り代(神輿や山車)がある。
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