古磵の名前について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/16 04:00 UTC 版)
古磵の名前は、既に江戸時代から表記が一定せず、様々に呼び習わされた。しかし、浄土宗僧侶名の原則(呉音読み)や、報恩寺の位牌や無縫塔、薬師寺の位牌、古磵が生前刊行した版本から、蓮社号は澄蓮社(しょうれんじゃ)、誉号は明誉(みょうよ)、道号は虚舟(こしゅう)、法号は古磵で、この順に繋げた澄蓮社明誉虚舟古磵が浄土宗的に正しい呼び名である。浄土宗の僧は、誉号と道号の間に阿号が入る事もあるのだが、古磵の阿号は確認されていない。なお、道号の虚舟を画号としても使用しており、別号に、寿月軒、泰嶽堂、愷がある。また、パソコン普及後は「古礀」の表記も見られるが、本来は誤りである。
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