古典古代の諸言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 17:14 UTC 版)
「ペルシア人」のもととなった地名「ペルシア」は、ハカーマニシュ朝(アカイメネス朝)史やサーサーン朝の発祥の地となった現在のイラン、ファールス州周辺地域(ファールス地方)の古称「パールサ」に由来する。日本語に入った「ペルシア」は、これがギリシア語からさらにラテン訳されて、西ヨーロッパの諸言語を経由して伝わったものである。 サーサーン朝時代には漢文史料でも「波斯」という語が使われていたように、この王朝の支配領域を指す他称として用いられていたのであり、この時代のギリシャ、ローマの人々にとっては、「ペルシア人」はペルシアの国の人々を漠然と指した。
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