古典古代における世界の七不思議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 15:04 UTC 版)
「世界の七不思議」の記事における「古典古代における世界の七不思議」の解説
詳細は「古代世界の七不思議」を参照 一般的に挙げられる七不思議は以下の7つである。 ギザの大ピラミッド バビロンの空中庭園 エフェソスのアルテミス神殿 オリンピアのゼウス像 ハリカルナッソスのマウソロス霊廟 ロドス島の巨像 アレクサンドリアの大灯台 この内「アレクサンドリアの大灯台」は、実際にはフィロンの選んだ7つには含まれていない。これは、フィロンが自分の国の不思議は入れないことに決めていたためで[要出典]、フィロンが選んだのは「バビロンの城壁」であった。バビロンの空中庭園とバビロンの城壁が誤って同一視された結果、「アレクサンドリアの大灯台」が導入されたとされる[要出典]。 現存する2番目に古いリストであるシドンのアンティパトロスの記述では、当時既に損壊が進んでいたと見られるバビロンの城壁が除かれ、新しく建設された大灯台が選ばれている。 これらのほとんどは地震や破壊などで消滅してしまい、「ギザの大ピラミッド」のみが現存する唯一の建物になっている。また、「マウソロス霊廟」や「エフェソスのアルテミス神殿」のように遺構や遺跡がわずかに残っている例もあれば、「バビロンの空中庭園」や「ロドス島の巨像」のように完全に破壊されて痕跡も残っていない例もある。 この他、ローマの大プリニウス(ピラミッドやスフィンクス、アレクサンドリアの大灯台、エフェソスのアルテミス神殿、エジプト・クレタ島・リムノス島などの迷宮、キュジコスの神殿や競技場、テーベ、パクス神殿や競技場・劇場・水道橋などのローマの建築物)など、さまざまな学者・歴史家・詩人が七不思議を選定している。
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