古典地中海文学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 09:44 UTC 版)
「タイス (古代ギリシアの遊女)」の記事における「古典地中海文学」の解説
プビリウス・テレンティウス・アフェルの芝居『宦官』にはタイスという名前の女性が主人公として出てくる。この芝居のタイスに関する台詞はマルクス・トゥッリウス・キケローの『友情について』第98節で引用されている。オウィディウスの『惚れた病の治療法』 (383) ではタイスが忠実な妻の鑑たるアンドロマケと対比されているが、藤井昇の訳注によると、これは直接的には『宦官』に出てくるタイスを指しているかもしれない。 アテナイオスの『食卓の賢人たち』には、同一人物ではないかと思われるタイスが言ったという発言が記録されている。
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