印旛沼の竜伝承とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 印旛沼の竜伝承の意味・解説 

印旛沼の竜伝承

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 13:53 UTC 版)

印旛沼の龍伝承(いんばぬまのりゅうでんしょう)では、千葉県印旛沼付近に伝えられている、雨を降らせたため殺された伝承について解説する。


注釈

  1. ^ 『佐倉風土記』は、佐倉藩主稲葉正往正知の2代に仕えた儒学者磯辺昌言(磯部とも。いそべ まさのぶ、寛文9年(1669年)-元文3年(1738年))が著した地誌[6]。歴史家でもあった磯辺が藩主の命を受け、佐倉地方の歴史や地理などの情報を風土記としてまとめた。享保7年12月(1722年)に完成し、藩主正知に献上されている[7]
  2. ^ 南沼とは印旛沼だと考えられている[15]
  3. ^ 龍福寺の縁起は1681年の写筆とされる[13]
  4. ^ 尾垂村は1984年当時は匝瑳郡光町、2016年現在は山武郡横芝光町付近にあたる。
  5. ^ 埴生庄は2016年現在は印旛郡栄町及び成田市付近にあたる。
  6. ^ 印西庄は1984年当時は印旛郡本埜村、2016年現在は印西市付近にあたる。
  7. ^ 北条庄大寺郷は、1984年当時は八日市場市大寺、2016年現在は匝瑳市大寺付近にあたる。

出典

  1. ^ 街のあちらこちらに竜がいる?「千葉ニュータウンと竜伝説」”. URのまちと暮らし:千葉ニュータウンエリア タウンNEWS. 都市再生機構首都圏ニュータウン本部 (2008年8月29日). 2016年10月1日閲覧。
  2. ^ 龍伝説 印旛沼口伝”. 水土里ネット印旛沼. 印旛沼土地改良区. 2016年10月1日閲覧。
  3. ^ 檀谷,高橋編 1999, pp. 191-192.
  4. ^ 中村 1980, pp. 131-136.
  5. ^ 高橋 1976, p. 32.(印旛沼の主)
  6. ^ 磯辺昌言 いそべ-まさのぶ”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンク. 2016年12月24日閲覧。
  7. ^ 聞いて見ましょう 酒々井の伝説を訪ねて” (PDF). 観光スポット-酒々井町 酒々井町郷土研究会. 酒々井町 (1993年5月16日). 2016年12月24日閲覧。
  8. ^ 龍角寺」『佐倉風土記(写)』西村茂樹写。doi:10.11501/2538022https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2538022/242016年12月24日閲覧 (国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号24)
  9. ^ 内田 1999, p. 43.
  10. ^ 内田 1999, p. 44.
  11. ^ 印旛郡 編「卷五(埴牛編) 第二十七 安食町誌」『千葉県印旛郡誌』1913年、712-713頁。全国書誌番号:43018501https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/950705/390 (国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号390)
  12. ^ 印旛沼関係の図書 歴史論文 「『印旛沼の龍伝説』(『印旛沼 自然と文化 第6号』所収)」”. 五房花文庫電子図書館. 佐倉と印旛沼. 2016年12月24日閲覧。
  13. ^ a b c 内田 1999, p. 46.(注1)
  14. ^ a b 高橋 2007, p. 104.
  15. ^ 内田 1999, p. 45.
  16. ^ 小笠原&川村 1971, p. 29.
  17. ^ 人文社観光と旅編集部編 1989, pp. 47-48(栄町).
  18. ^ 水資源開発公団千葉用水総合管理所編 2001, p. 20.
  19. ^ 赤松,阿部ら訳 1978, 5巻, pp. 11-12.(天竺山龍角寺)
  20. ^ 赤松,我孫子市教育委員会編 1990, p. 163.(天竺山龍角寺)
  21. ^ 人文社観光と旅編集部編 1989, pp.47-48(栄町), p. 50(本埜村).
  22. ^ 赤松,阿部ら訳 1978, 3巻, p. 78.(天龍山龍腹寺)
  23. ^ 赤松,阿部ら訳 1978, 3巻, p. 79.(天龍山龍腹寺)
  24. ^ 赤松,我孫子市教育委員会編 1990, p. 111.(天龍山龍腹寺)
  25. ^ a b 白鳥 2014, p. 18.
  26. ^ 高橋 2007, pp. 104-105.
  27. ^ 内田 1999, pp. 43-44.
  28. ^ 龍角寺の七不思議”. 「さかえまち」の観光 「さかえまち」を知ろう. 千葉県栄町. 2016年12月24日閲覧。
  29. ^ 栄町のキャラクター 龍夢(ドラム)君のページ”. 栄町観光協会. 2016年12月24日閲覧。
  30. ^ “(途中下車しませんか)安食駅 雨を降らせた龍の伝説/千葉県”. 朝日新聞 東京地方版/千葉: p. 34 千葉圏域. (2009年12月3日). "「龍夢」と書く。龍(ドラゴン)が町民に夢や未来を与えるという意味を込めた同町のイメージキャラクターで...00年...から本格的に始めた。この町には龍伝説がある。" 
  31. ^ a b “(栄町発)「優しい龍の物語」 初の市民ミュージカル/千葉県”. 朝日新聞 東京地方版/千葉: p. 30 千葉圏域. (2010年2月13日). "栄町に伝わる龍伝説をもとにした初の市民ミュージカル「優しい龍の物語」...公演は...8月29日。...ミュージカルの出演者は小学生からお年寄りまで幅広い。裏方のスタッフを含めると約50人が参加...。ミュージカルのもとになった龍伝説...の小龍をイメージしたキャラクター「龍夢(ドラム)」は1997年2月26日生まれ。辰(たつ)年の2000年からは...関連商品の発売が本格化した。09年は龍角寺開基1300年。...ミュージカルは締めくくりのイベント..." 
  32. ^ ビッタンとポッタンの部屋”. ビッグホップガーデンモール印西公式サイト. 2014年8月30日閲覧。
  33. ^ “願いかなった「竜の雨」(街)”. 朝日新聞 東京朝刊: p. 31 1社. (1987年7月19日). "作曲家の青島広志さん...は...新しいオペラに取り組んでいる。題は『竜の雨』。千葉県印旛地方の伝説を元にした作品だ。...ちょうど建設中だった佐倉市民音楽ホールの...副館長...協力で、市の援助が決まった。...オペラには伝説にない「アサ」という少女が登場する。竜の化身の若者「リウ」との悲恋がからむ。" 
  34. ^ 青島広志 オペラ「龍の雨」 印旛地方の民話による”. ヤマハミュージックWebShop. 2016年10月6日閲覧。


「印旛沼の竜伝承」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「印旛沼の竜伝承」の関連用語

印旛沼の竜伝承のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



印旛沼の竜伝承のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの印旛沼の竜伝承 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS