博多遺跡群内の他の古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 14:04 UTC 版)
「博多1号墳」の記事における「博多遺跡群内の他の古墳」の解説
博多1号墳のほかにも、博多遺跡群には古墳と思われる場所が存在する。 博多1号墳の北東側約100メートルの博多遺跡群第109次調査区(博多区博多駅前1丁目、現在の第14岡部ビル付近)では、前方後円墳のものと思われる周溝か検出されており、円筒埴輪の破片が周溝と周溝と同じ調査区の中世から近代までの遺構から出土した。一部は赤色顔料が塗布され、5世紀後半に比定されている。 博多1号墳の西南西約200メートルの博多遺跡群第166次調査区(博多区祇園町、現在の福岡商工会議所向かい側)でも、前方後円墳のものと思われる周溝か検出されている。 博多1号墳の南西側約500メートルの博多遺跡群第171次調査区(博多区祇園町、現在のキャナルシティ東側)では、御笠川に伴う堆積と中世から近代にかけての遺構から、赤色顔料が塗布された円筒埴輪と家形埴輪の破片が出土している。さらに、明治初期に埋められた房州堀の埋土から人物埴輪の頭部が出土している。
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