単語連結法 (OF Language)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:18 UTC 版)
「命名規則 (プログラミング)」の記事における「単語連結法 (OF Language)」の解説
初期の命名規則として、IBMが1980年代にIMS(Information Management System)のマニュアルで採用した "OF Language" がある[要出典]。 これは、PRIME-MODIFIER-CLASS(主要部-修飾部-クラス)の形式で、例えば "CUST-ACT-NO" という名前で "customer-account-number"(顧客-口座-番号)を表す。 PRIMEの単語は、システムが対象とする主な実体を指す。MODIFIERの単語は、補助的な具体化をしたり、可読性を向上させる役目を持つ。CLASSの単語は理想的にはデータ型を表す短いリストである。典型的なCLASS単語として、NO(number)、ID(identifier)、TXT(text)、AMT(amount)、QTY(quantity)、FL(flag)、CD(code)、W(work)などがある。実際、CLASS単語としては2ダースほどの単語がリストアップされている。 CLASS単語は一般に右端(接尾辞)に置かれ、ハンガリアン記法(システムハンガリアン)の接頭辞と同じ役目を果たしている。 CLASS単語の目的は、一貫性を保つだけでなく、プログラマにデータフィールドのデータ型を指示する意味がある。BOOLEAN(two values only)が登場するまでは、FL(flag)が二値だけをとるフィールドを示していた。
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