千田正記念館とは? わかりやすく解説

千田正記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 15:44 UTC 版)

千田正記念館

旧千田正家住宅主屋
情報
用途 記念館
旧用途 岩手県知事公舎、住宅
建築主 岩手県など
所在地 029-4502
岩手県胆沢郡金ケ崎町三ヶ尻谷地中98
座標 北緯39度12分51.3秒 東経141度6分43.7秒 / 北緯39.214250度 東経141.112139度 / 39.214250; 141.112139 (千田正記念館)座標: 北緯39度12分51.3秒 東経141度6分43.7秒 / 北緯39.214250度 東経141.112139度 / 39.214250; 141.112139 (千田正記念館)
文化財 国の登録有形文化財(旧千田正家住宅主屋など3件)
指定・登録等日 2018年3月27日
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千田正記念館(ちだただしきねんかん)は、岩手県胆沢郡金ケ崎町に所在する、参議院議員岩手県知事を歴任した千田正顕彰する町立の博物館である。千田に関わる建物や遺品が保存・展示されている。

建造物

2018年平成30年)3月27日、以下が国の登録有形文化財に登録された[1][2]

旧岩手県知事公舎洋館

1909年明治42年)建築。木造平屋建、寄棟造瓦葺。建築面積56.49m2。県知事公舎洋館応接部を移築したもの。玄関奥にホールを設け、18畳の応接室や8畳の控室を配す。外壁は下見板張で応接室の天井は中心飾りから放射状に天井板を張る[3]

旧千田正家住宅主屋

1930年昭和5年)建築。木造二階建、鉄板菱葺で南面して建つ。建築面積54.72m2、延床面積123.38m2。一階は座敷10、次の間7畳半で南と西に縁を廻らし、東に食堂、玄関等を配す。二階も和室二室構成とする。軒裏を板軒とし、東半腰部をモルタル塗として外壁に丸窓を設けるなど、和洋の要素を調和させた外観である[4]

旧千田正家住宅板倉

1929年(昭和4年)建築。1995年曳家。木造二階建、切妻造鉄板葺で、建築面積41m2である。基礎上に土台を廻らし、柱を密に立て、柱間に横板を落とし込む構成とする。南に扉口を開く他は東妻二階のみに窓を設ける[5]

ギャラリー

利用情報

  • 開館時間 - 午前10時から午後4時まで
  • 開館日 – 金曜、土曜、日曜、祝日(5月から10月まで)
  • 入館料 - 無料
  • 駐車場 – 6台

交通アクセス

脚注

  1. ^ 登録有形文化財(建造物)の登録について”. 文化庁. 2018年12月24日閲覧。
  2. ^ 国の有形文化財に 金ケ崎町2カ所目 近代地方自治 今に伝える(千田正記念館)”. 胆江日日新聞社. 2018年12月24日閲覧。
  3. ^ 旧岩手県知事公舎洋館”. 文化遺産オンライン. 2018年12月24日閲覧。
  4. ^ 旧千田正家住宅主屋”. 文化遺産オンライン. 2018年12月24日閲覧。
  5. ^ 旧千田正家住宅板倉”. 文化遺産オンライン. 2018年12月24日閲覧。

関連項目


千田正記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 00:04 UTC 版)

千田正」の記事における「千田正記念館」の解説

詳細は「千田正記念館」を参照 岩手県胆沢郡金ケ崎町三ケ尻谷中には千田正記念館がある。生家と木及び旧知公舎応接室保存し少年時代から知事時代までの資料遺品展示している。 旧知公舎応接室正光館と呼ばれ1909年明治42年)に建てられ洋風建築で、内部公舎応接室移築している。 旧岩手県知事公舎洋館旧千田正家住宅主屋板倉は、2018年平成30年)に国の登録有形文化財に登録されている。

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