千田氏とは? わかりやすく解説

千田氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/07 09:15 UTC 版)

千田氏(ちだし)は、日本氏族良文流房総平氏のうち下総国千田荘を拠点とした一族で、千葉氏嫡流である。


注釈

  1. ^ 成胤の嫡男である胤綱の次男で、千田次郎と呼ばれ千田氏の祖に当たる。
  2. ^ 千田荘の東禅寺住持だった湛睿は、その騒然とした様を
    然世上転変之後、三四年以来都鄙不静謐、道俗尚多危 — 金沢文庫所蔵『華厳五教章纂釈』奥書
    と記している。
  3. ^ 領地の肥前国小城郡と千田荘および八幡荘は、胤貞から嫡子であった次男胤平に継承され、さらに三男の胤継に継承されたが、その後肥前国小城郡は宗胤の次男胤泰が継承した。

出典

  1. ^
    下総国千田荘領家判官代親政は、刑部卿忠盛朝臣の聟なり。平相国禪閤に其の志を通ずるの間、目代誅せらるの由を聞き、軍兵を率い常胤を襲わんと欲す。之に依って、常胤孫子小太郎成胤相戰う。遂に親政を生虜らん — 『吾妻鏡』治承4年9月14日条


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