軍馬の郷六原資料館とは? わかりやすく解説

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軍馬の郷六原資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 01:31 UTC 版)

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軍馬の郷六原資料館


資料館外観

情報
旧名称陸軍省軍馬補充部六原支部官舎
用途 資料館
旧用途 佐官級官舎
設計者 陸軍省第八師団経理部
施工 鬼柳九兵衛(岩手県北上市立花)
所在地 029-4501
岩手県胆沢郡金ケ崎町六原蟹子沢17番地1
座標 北緯39度13分59.9秒 東経141度3分3.0秒 / 北緯39.233306度 東経141.050833度 / 39.233306; 141.050833座標: 北緯39度13分59.9秒 東経141度3分3.0秒 / 北緯39.233306度 東経141.050833度 / 39.233306; 141.050833
文化財 国の登録有形文化財
指定・登録等日 2017年5月2日
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軍馬の郷六原資料館(ぐんばのさとろくはらしりょうかん)は、岩手県胆沢郡金ケ崎町に所在する資料館である。

沿革

日本の近代化に伴って陸軍1896年明治29年)に軍馬を補充するために軍馬補充部を設置した。当時相去村六原地区(現在の金ケ崎町六原)にあった土地を有効利用するために相去村村長、胆沢郡会議員を歴任した桑島重三郎が誘致に尽力し、1898年(明治31年)同地に六原支部が設置された。その後支部長・支部員用の官舎が9区画設置され、3棟が現存する。軍縮に伴い六原支部は1925年大正14年)に廃止され、広大な土地は農場などを経て現在の岩手県立農業大学校となる。2016年平成28年)10月29日、資料館として開館し、プロスキーヤーの三浦雄一郎が講演した。館内には三浦の写真や桑島に関する資料などを展示している[1]

建築

1911年(明治44年)建築。2015年 (平成27年)改修。木造平屋建て、銅板葺、建築面積117m2。廊下を挟んで東側に和室、西側に洋風の応接室が配置された和洋折衷様式。現存例の少ない佐官級宿舎である。2017年(平成29年)5月2日、旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎第一棟として第二棟、第三棟とともに国登録有形文化財として登録された[2]

利用情報

  • 開館時間 - 午前9時から午後5時まで
  • 休館日 - 毎週月・火曜日、年末年始(12月29日から1月3日)
  • 入館料 - 無料

交通アクセス

周辺施設

脚注

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