十二運の応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/06 19:14 UTC 版)
日干と日支との関係。 概して帝旺・建禄になると配偶者との間で争いになりやすい。六星占術的に言えば水星人である。 食神と時支との関係。(もちろん子女を表すのは食神に限らない。他の通変でもそれが子女を表せば同様に扱う) 帝王・建禄に当たると子供の数は多い。絶などでは一人がせいぜい。 用神との関係(重要) 用神は生年月日時の干支の組み合わせの中で全体の中庸を取る役目を果たす陰陽五行のこと。用神の天干が大運・流年の地支について一定の関係にあると事象にも変化が生じる。 用神が長生の時期は創業自立によくまたそれにふさわしい事象が発生する。 用神が建禄・帝旺の時期は事業の発達、肉親の増加など身内の喜びがある。 用神が衰・病・死・墓の時期は身辺の危険、環境の悪化を誘起する。 用神が沐浴の時期は昏迷転覆といった結果になる。 用神が養・冠帯の時期は平穏である。 なお六星占術は十二運における運気の循環を参考にしている。生日における空亡を求め、それを墓・絶に対応させ逆算して運気の流れを導く。①種子=胎、②緑生=養、③立花=長生、④健弱=沐浴、⑤達成=冠帯、⑥乱気=建禄、⑦再会=帝旺、⑧財成=衰、⑨安定=病、⑩陰影=死、⑪停止=墓、⑫減退=絶。
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