区画整理と駅舎橋上化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 14:02 UTC 版)
佐和駅東土地区画整理は景気の低迷などの影響もあり「柔らかい区画整理」への転換が図られた。これに合わせて作業工区を1区・2区と分割し、段階的に施工していくことが提案された。現在は東口に接続する「佐和停車場高野線」および佐野図書館前の「高場高野線」を中心に道路整備が進んでいる。 2018年には佐和駅周辺地区都市再生整備計画が公表された。これは佐和駅東区画整理による人口増見込みのほか、リゾート構想があるひたちなか地区・勝田駅がある中心地区へのアクセス性向上、駅舎の体質改善等の理由により、佐和駅および周辺の都市基盤整備を行うものである。具体的には、駅舎の自由通路整備・橋上化、東口整備、西口の再整備、駅に向かう道路を含めたバリアフリー化等が計画されている。自由通路・橋上化においては、地域の新たな核としての「中心性」、ベッドタウンとしての「和み」、地名の由来である沢のような「うるおい」を3つのコンセプトとして設計が進められた。工事着手は東口用地確保が完了する2021年度となり、2021年12月21日から22日にかけての深夜帯に仮駅舎への移転が実施された。 旧道(画像中央)から見た、整備中の東口(右手)と佐和停車場高野線(左手)(2021年11月) 営業終了2日後の旧駅舎。改札等撤去の上、入口は封鎖された。(2021年12月)
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