北朝鮮潜入計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:08 UTC 版)
ボンネは白頭山の下に4つのマグマだまりがあると指摘。今回は1回目の爆発にすぎず、あと3回の爆発が見込まれるばかりか、4回目では半島の約半分に被害が及ぶ巨大な噴火が起こる可能性があるとした。 4次爆発を防ぐためには核弾頭6個分の威力の爆発を付近の鉱山で起こし、圧力を低下させることが必要だと訴える。アメリカの進める非核化を破って北朝鮮領内に侵入し、中国国境付近で核爆発を起こすという無謀な計画には反対も上がるが、朝鮮半島を救う方法はこれしかないと極秘裏に計画が進められた。 計画は、輸送や爆破を行う実行チームと、北朝鮮のICBMを解体して爆弾を製作するチームに分かれて行うことになる。爆発物処理班としての経験を買われたインチャンは除隊直前にも関わらず、「妻をアメリカに退避させる」という条件で爆弾製作チームの指揮官に任命。嫌々ながらも「ミサイルを解体して帰ってくるだけだ」と自分に言い聞かせ、部下たちと輸送機で北朝鮮に向かった。 しかし空気中には大量の火山灰が浮遊しており、実行チームの輸送機は早くもエンジンが故障。インチャンのチームにも脱出命令が出され、パラシュートで北朝鮮に降下する。だが、実行チームは脱出ができずに全員死亡してしまった。司令部は予定を変更し、インチャンがこの計画の総指揮官に任命されることになった。
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