北朝鮮本国からの指導
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 05:37 UTC 版)
「在日本朝鮮人総聯合会」の記事における「北朝鮮本国からの指導」の解説
2022年5月28日・29日、金正恩総書記が、朝鮮総聯第25回全体大会に、金正恩総書記が1万字の書簡を送付した。書簡の送付理由について、「今後、朝鮮総連が北朝鮮との関係を清算し、在日朝鮮人たちの利益を保護し、人権や生存権、発展権を保障する、民主主義的な民族団体に変貌するような、そんな新しい時代が来ることを憂慮したから」という観測もある。 「書簡はあまりにも具体的でもはや行動綱領とも言える内容であった。北朝鮮の歴代最高指導者の公開書簡でこれほど具体的に言及したものは見当たらない」という指摘もある。 金正恩総書記は、書簡で、民団との連携可能性について言及。これについて、総連関係者の見解として、「北南対話が停滞する中において、朝鮮総連と民団が手を取り合うことに言及したのは驚きである。ただ、韓国では、保守政権である尹錫悦政権が誕生したこともあり、民団が総連とすぐに協調するとは考えにくい」という指摘もある。
※この「北朝鮮本国からの指導」の解説は、「在日本朝鮮人総聯合会」の解説の一部です。
「北朝鮮本国からの指導」を含む「在日本朝鮮人総聯合会」の記事については、「在日本朝鮮人総聯合会」の概要を参照ください。
- 北朝鮮本国からの指導のページへのリンク