加茂神社_(射水市)とは? わかりやすく解説

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加茂神社 (射水市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 00:32 UTC 版)

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加茂神社


所在地 富山県射水市加茂中部630
位置 北緯36度44分31.6秒 東経137度8分31.2秒 / 北緯36.742111度 東経137.142000度 / 36.742111; 137.142000 (加茂神社 (射水市))座標: 北緯36度44分31.6秒 東経137度8分31.2秒 / 北緯36.742111度 東経137.142000度 / 36.742111; 137.142000 (加茂神社 (射水市))
主祭神 玉依姫命
賀茂建角身命
賀茂別雷命
社格 郷社
創建 治暦2年(1066年
本殿の様式 一間流造
別名 下村の宮
例祭 5月4日(加茂祭)
主な神事 稚児舞・鰤分け神事・やんさんま祭り・御田植祭
地図
加茂神社
加茂神社
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加茂神社(かもじんじゃ)は、富山県射水市にある神社である。賀茂御祖神社倉垣荘の惣社で、旧社格は郷社。一般には下村加茂神社と呼ばれる。祭神は玉依姫命賀茂建角身命賀茂別雷命

歴史

社伝では、1066年治暦2年)に京都の賀茂神社から勧請されたと伝える。1090年寛治4年)、白河上皇の勅願により倉垣荘が越中国射水郡に設けられると、荘家がこの加茂神社に置かれた。境内に隣接する加茂遺跡で、鎌倉期の居館跡が発掘された。荘域拡大に伴い、射水郡内各所に賀茂神が勧請された。

1945年昭和20年)5月1日、郷社に昇格した[1]

祭事(無形文化財)

年間50回近くに及ぶ加茂神社の祭事は、荘園維持行事(勧農儀礼・貢納儀礼)の継承とおよび賀茂信仰にまつわる葵祭の移入という特徴がある。射水市加茂地区・倉垣小杉地区・柳瀬地区の3地区で祭礼を維持している。

主な祭事は次のとおり。

境内末社

  • 貴布禰社(きふねしゃ)-闇龗神を祀る。例祭は、8月1日
  • 任海社(とみしゃ)-高龗神を祀る。例祭は、8月1日
  • 稲穂神社(いなほじんじゃ)-天照皇大神豊受大神を祀る。例祭は、9月16日

「やんさんま祭り」

詳細はやんさんま祭りの項を参照

5月4日に行われるお祭り。「流鏑馬」(やぶさめ)が訛ったものだが、流鏑馬以外にも、「牛乗式」という全国でも唯一の神事が行われる他、いろいろな神事が行われる。

有形文化財

  • 「獅子頭」2体(射水市指定有形文化財)

名所・旧跡

真言宗。木造不動明王立像(富山県指定有形文化財)・木造阿弥陀如来坐像(富山県指定有形文化財)・木造毘沙門天立像(富山県指定有形文化財)が安置。賀茂本地仏の聖観世音菩薩坐像も祭られる。

交通

脚注

  1. ^ 『目で見る 高岡・氷見・新湊の100年』(1993年11月27日、郷土出版社発行)163ページ。



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