剣の光TO19号【ツルギノヒカリ テイオ ジュウキュウゴウ】(草花類)
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登録番号 | 第15347号 |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | 剣の光TO19号 よみ:ツルギノヒカリ テイオ ジュウキュウゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 吉田一義 | |
品種登録者の住所 | 石川県小松市長田町リ21番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武内善助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「大富貴」に富山県の在来種を交配して育成されたものであり、花はセパルの色が中央部は浅緑黄、周縁部は濃黄緑で花色の境界は不明瞭、ペタルの色は浅緑黄で濃紫赤色の条線が入る、リップは扁円形で色が黄白、濃紫赤色の楔が入る春蘭である。草型及びぎ球茎の大きさはかなり小、縦断面の形は卵形、横断面の形は楕円形である。葉数はかなり少、葉の長さは短、幅はかなり狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は非対称、緑色程度はやや濃である。花序の型は単頂、花茎の長さはかなり短、太さは細、向きは直上である。咲き型は抱咲、花の縦径はかなり短、横径は狭、香りは弱、セパルの縦径はかなり短、横径はやや狭、正面の形は倒卵形、先端の形は鈍形、ペタルの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は楕円形、先端の形は切形である。リップの縦径は短、横径は狭、正面の形は扁円形、先端の形は小凹型、周縁の波打ち及び反転は無又は微である。全体的な花色は黄系、セパルの中央部の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)、周縁部の色は濃黄緑(同3106)、花色の境界は不明瞭、ペタルの色は浅緑黄(同2904)、濃紫赤(同9709)の条線が入る、リップの色は黄白(同2201)、濃紫赤(同9709)の楔が入る。開花期は春咲である。「大富貴」及び「竜字」と比較して、セパルの中央部及びペタルの色が浅緑黄であること、リップに楔が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に育成者の温室(富山県高岡市)において、「大富貴」に富山県の在来種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を行い、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「剱の光TO-No19号」であった。 |
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