初期建造艦とは? わかりやすく解説

初期建造艦(旅大I型; 051/051D/051Z型)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 13:49 UTC 版)

旅大型駆逐艦」の記事における「初期建造艦(旅大I型; 051/051D/051Z型)」の解説

旅大I型 (051型): 「西安」(106) 旅大I型 (051Z型): 「大連」(110) メインセンサーとなる対空・対水上捜索用の354型レーダー前檣上に、また遠距離警戒用の515レーダーは後直後備えられた。ソナーとしては、捜索用の「ペガス2M」と攻撃用の「タミール2」が搭載された。また電波探知装置ESM)はRW-23-1(NATO名「ジャグ・ペア」; ソ連製ウォッチ・ドッグ」の中国版であった主砲として58口径130mm連装砲を2基、艦首甲板艦尾甲板備えていた。また高角砲機銃としては、当初建造艦では57mm連装砲を、改良型の051D型では60口径37mm機銃備えていたほか、60口径25mm機銃搭載していた。基本的には砲装型駆逐艦であり、砲熕兵器合計数は20門に及んでいた。火器管制レーダーとしては、主砲用には343型レーダーNATO名「ワスプ・ヘッド」; ソ連製サン・バイザー」の中国版)を艦橋構造物上備えていた。また高角機銃用の341型レーダーNATO名「ライス・ランプ」)は、艦橋構造物上343型レーダー直前と、後部甲板室上に1基ずつ備えられた。 原型艦との最も大きな違い艦対艦ミサイル装備であり、HY-1かHY-2の3連装発射機1・2番煙突後方に1基ずつ備えていた。その射撃指揮用としては、後上に352型レーダーNATO名「スクエア・タイ」)を設置した

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