フトニク (大型ミサイル艇)とは? わかりやすく解説

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フトニク (大型ミサイル艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 21:54 UTC 版)

フトニク
ORP Hutnik
艦歴
竣工 1984年3月31日 第190造船工場
所属 ポーランド海軍第3分艦隊
除籍 2005年
要目
艦種 大型ミサイル艇
艦型 1241RE号計画「モウニヤ」型
工場番号 01712
排水量 基準排水量 392 t
満載排水量 469 t
全長 56.90 m
全幅 10.20 m
喫水 2.20 m
機関 2倍膨張式巡航用ガスタービンエンジンDM76 2 基 10000 馬力
ブースト用ガスタービンエンジンPR77 2 基 24000 馬力
推進 2推進
電源 ディーゼル発電機3 基 200 kWt
速力 最大速度 42.0 kn
巡航速度 13 kn
航続距離 1400 /13 kn
760 浬/42 kn
行動期間 10 日間
乗員 43 名
武装 艦対艦ミサイルP-20「テルミート2」連装発射機KT-138E 2 基
76 mm単装両用AK-176 1 基(弾数314 発)
30 mm6砲身機関砲AK-630 2 基(弾数1000 発)
個艦防空用艦対空ミサイル9K32M「シュチュシャワ2M」発射機MTU-4US 1 基(弾体16 発)
レーダー ミサイル管制・水上捜索照準レーダー「ガルプーンE」 1 基
射撃管制レーダーMR-123「ヴィーンペル」 1 基
航法レーダー「キヴァーチ2」 1 基
敵味方識別装置 「ニフロームRR」
電子戦装備 電子戦対抗装置「ヴィーンペルR2」 1 基
チャフフレア発射機PK-16 2 基

フトニク(ポーランド語:ORP Hutnikフートニク)は、ポーランド小型ミサイル艦(mały okręt rakietowy)である。艇名は、ポーランド語で「冶金工」のこと。艇番号は435ソ連で建造された1241型大型ミサイル艇の1 隻で、ポーランド海軍で運用された。艇の規模からコルベットに分類される場合もある。

概要

ポーランドで運用された1241号計画「モールニヤ」型大型ミサイル艇は、1241RE号計画「モウニヤ」型ミサイル艦(Okręty rakietowe projektu 1241RE «Mołnia»)と呼ばれた。ポーランド人民共和国は輸出型1241型の初採用国で、最終的に4 隻を運用した。フトニクは2番目の艇で、1984年3月31日ロシア共和国ルィーブンスクのヴィーンペル設計局(現在のNPO「ヴィーンペル」)で竣工した。

ロルニクは他の3 隻とともにポーランド海軍の主力艦隊である第3分艦隊に所属し、領海の哨戒任務を主とした。初期建造艦であるフトニクは660型ミサイル艇の就役との関係で2002年には退役し、解体された。




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