初期の実戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 22:02 UTC 版)
「大日本帝国海軍の歴史」の記事における「初期の実戦」の解説
箱館政権との海戦を除くと、帝国海軍初の実戦は1874年2月に勃発した佐賀の乱で、陸兵の輸送だけではなく海兵隊も佐賀城占拠に参加している。同年5月には台湾出兵が行われ、艦艇7隻が参加した。1875年の9月の江華島事件は海軍が主に参戦した事件だった。台湾出兵・江華島事件に際して清は積極的な対応を行わなかった。これは2隻の装甲艦(東艦(甲鉄から改名)と龍驤(熊本藩が購入し明治政府に献上))を保有する帝国海軍が、清国海軍の戦力を上回っていると清が判断したためで、清が海軍力増強を開始するきっかけとなった。1877年の西南戦争では薩摩軍背後への上陸作戦、鹿児島への上陸占領や艦砲射撃を実施した。
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