初期の官邸とは? わかりやすく解説

初期の官邸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 19:26 UTC 版)

内閣総理大臣官邸」の記事における「初期の官邸」の解説

首相官邸ホームページによると、「元は太政大臣官舎内閣制度創設期から旧官邸完成した1929年まで使用された。西洋風木造2階建て」とされている。建坪は723.229坪(約2,390㎡)と、1890年頃の大臣官舎中でも最大級誇った1923年大正12年)の関東大震災では、隣接する中華民国公使館火災見舞われるものの、官舎危うく難を逃れた。ただ太政大臣官舎詳細について調査した論文藤木2007年)では、太政大臣官舎1878年明治11年)より当時太政大臣だった三条実美居住し1885年明治18年)の内閣制度発足に伴い内大臣となった三条公邸転用、さらに1888年明治21年)より枢密院事務所として使われていたとされている。またそもそも太政大臣官舎は「煉瓦造2階建ての洋館と後に増築され和館から成る和洋並列型様式」であることが判明しており、建築様式異なっているほか、場所も現在の国会議事堂前庭付近に所在していた。 このため旧官邸建設以前使われていた建物について不明確部分が多い。

※この「初期の官邸」の解説は、「内閣総理大臣官邸」の解説の一部です。
「初期の官邸」を含む「内閣総理大臣官邸」の記事については、「内閣総理大臣官邸」の概要を参照ください。

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