初代市歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 07:34 UTC 版)
初代「新潟市歌」は土井晩翠作詞のものが未完成に終わった11年後の1928年(昭和3年)に旧制三条中学校(現在の新潟県立三条高等学校)校長の手塚義明が作詞、東京音楽学校教授の信時潔が作曲をそれぞれ手掛け、新潟市教育会の選定により完成をみた。 初代「新潟市歌」は、歌詞・旋律とも2015年(平成27年)12月31日に著作権の保護期間を満了し、パブリックドメインとなっている。 一、新潮(あらじお)寄(よ)せ来(く)る 寄居(よりい)の浜(はま)べ 大江信濃(たいこうしなの)の 河口(かこう)を占(し)めて 越佐(えっさ)を連(つら)ぬる 天与(てんよ)の地利(ちり)に 文化(ぶんか)の花咲(はなさ)く 大新潟市(だいにいがたし) 二、 八百八橋(はっぴゃくはっきょう) 春雨(はるさめ)けぶり 萌(も)えづる柳(やなぎ)の ゆかしき町(まち)に 伸(の)びゆく産業(なりわい) 物皆動(ものみなうご)く 力(ちから)ぞ漲(みなぎ)る 大新潟市(だいにいがたし) 三、 港(みなと)にかたどる 碇(いかり)の市章(しるし) 舟江(ふなえ)の里(さと)てふ 誇(ほこり)を更(さら)に 東亜(とうあ)の水門(みなと)と 今(いま)こそ立(た)ため 抱負(のぞみ)ははるけし 大新潟市(だいにいがたし) (原文は旧字体)
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