列強の帝国主義戦争と反戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 07:05 UTC 版)
「第一インターナショナル創立宣言」の記事における「列強の帝国主義戦争と反戦」の解説
その一方で、徒らに国家対立を煽り侵略戦争に没頭する各国政府に対抗する団結と外交・軍事政策への抵抗を呼びかけ、マルクスは『宣言』で次のように述べている。 「この問題は国際政治の機密に通暁し、それぞれの自国政府の外交活動を監視し、必要な場合には手中に存するあらゆる手段を行使して自国政府に対抗し、そして防止できない場合は一斉に示威運動を組織し、そして個人の諸関係ならびに諸国民の結びつきを支配しなければならない道徳及び正義に関する簡明なる準則を擁護することが労働者階級の義務であることを教えている。かくのごとき外交政策と戦うことは、労働者階級の解放のための全般的闘争の一部を形成している。」 そして、最後に「万国のプロレタリアートよ、団結せよ!」という『共産党宣言』と同じ結び方をしている。
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