再編集の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 19:32 UTC 版)
1975年5月、劇場向けの再編集を開始。当初は3時間半あるいは5時間の長さであったが、舛田利雄の監督のもと沖田艦長の物語に焦点を当てる方針で第13-19話分を丸ごと削除するなどして、約2時間短縮した。さらに、イスカンダル到着シーンの脚本が書き直され、最終回のデスラー再襲シーンも削除され、2時間8分まで短縮。イスカンダルのシーンは、スターシャが既に亡くなっており、立体ホログラムで登場するという設定で、石黒昇が新たな絵コンテを起こし、芦田豊雄のスタジオが作画を行った。よって、古代守の生存・再登場もない。このシーンが入っているバージョンは、俗に「スターシャ死亡編」と呼ばれる。なお、元々は16ミリのレンタルフィルム向け総集編として製作されたことと予算不足で、追加シーンは16mmフィルムで撮影されている。そのため35ミリフィルムで撮影されたテレビ版からの再利用部分に比べると画質が粗い。 なお、本作は山本版と舛田版の2つが作られており、山本が比較したうえで舛田版を選んだとされる。 アフレコは一部のセリフの差し替えを主として、メインキャストによる新録が行われた。
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