内閣総理大臣の指名が衆参で不一致となった例
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「両院協議会」の記事における「内閣総理大臣の指名が衆参で不一致となった例」の解説
過去に5例ある。いずれも、「内閣総理大臣の指名両院協議会」で成案を得るに至らず、両院の議決が一致しなかったため、衆院の議決が国会の議決とされた。なお、自然指名(衆議院の議決から10日以内に参議院が指名をせず、衆議院の議決が国会の議決となること)の事例はない。 内閣総理大臣の指名が衆参で不一致となった例各院議決日衆院指名参院指名内閣総理大臣の指名両院協議会国会の議決開会日議長採決結果1948年(昭和23年)2月21日 芦田均 吉田茂 2月23日 衆 参10:衆9 成案を得るに至らず 芦田均 1989年(平成元年)8月9日 海部俊樹 土井たか子 8月9日 衆 参10:衆9 成案を得るに至らず 海部俊樹 1998年(平成10年)7月30日 小渕恵三 菅直人 7月30日 参 参9:衆10 成案を得るに至らず 小渕恵三 2007年(平成19年)9月25日 福田康夫 小沢一郎 9月25日 衆 参10:衆9 成案を得るに至らず 福田康夫 2008年(平成20年)9月24日 麻生太郎 小沢一郎 9月24日 衆 参10:衆9 成案を得るに至らず 麻生太郎 慣例により、くじで選ばれた両院協議会の議長は原則として採決で意思表示をしない。 採決の票数の衆参の順序については、採決の順番どおりに記載する。
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