内閣総理大臣の輩出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 17:00 UTC 版)
「貴族院 (日本)」の記事における「内閣総理大臣の輩出」の解説
日本国憲法とは異なり、大日本帝国憲法には行政府の長たる内閣総理大臣に関する規定はなく(あくまで内閣官制による)、内閣総理大臣は国会議員(衆議院議員または貴族院議員)である必要はなかった。現役の衆議院議員で首相となったのは原敬が最初であり、大日本帝国憲法下の33名の首相の中では、濱口雄幸、犬養毅を併せた3名に留まっている。 一方で、現役の貴族院議員の首相は伊藤博文を始め、松方正義、大隈重信、桂太郎、西園寺公望(貴族院副議長歴任)、高橋是清、清浦奎吾、加藤高明、若槻禮次郎、田中義一、近衛文麿(伊藤博文と並んで、首相経験者かつ貴族院議長歴任者)、東久邇宮稔彦王、幣原喜重郎、吉田茂などかなりの数に上った。なお、日本国憲法下では、首相は2021年(令和3年)現在、全て衆議院議員である。
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