内務省による紹介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:40 UTC 版)
内務省の復興事務局による『帝都復興事業誌』(1932年)では、当局の調査による『遷都ニ関スル論議』を引用する形で、主たる遷都すべき理由および遷都せざるべき理由を紹介している。東京から遷都すべき理由としては、以下のものがあげられた。 百年毎に大地震を免れない、 国防上不適当(東京は太平洋に近すぎる)、 帝国の版図全体より見て不適当(当時の大日本帝国は朝鮮を併合し、満州や南方までも拡大していたため、東京よりも南西の場所が好ましい)、 大都市発展の将来に鑑み不適当(東京市内の下町は地盤が弱く建築物の高層化が難しい。山手は水利運輸の便が悪い)
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