共闘関係の野党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:18 UTC 版)
詳細は「民共共闘」を参照 日本共産党は民社国連立政権・民国連立政権を含む非自民政権から連立参加を持ちかけられたことはなかったが、2015年の平和安全法制審議時の反対運動の頃から民共両党で提携を深めており、第24回参議院議員通常選挙など2016年の主要な選挙で選挙協力を行った。両党間の表向きの交流では、次期総選挙などでの共闘も合意しているが、党内からは共産党との連携への慎重意見も根強い。共産党との連立政権樹立については、岡田は否定している。 自由党(旧称:生活の党と山本太郎となかまたち)とはすでに各選挙で協力関係を築き、第47回衆議院議員総選挙の際に一部議員が生活の党から民主党へ復党している。ただ、生活の党代表の小沢一郎らがかつて民主党を集団離党した経緯もあり、野田佳彦前内閣総理大臣(当時の民主党代表)が「一番足を引っ張った(小沢)元代表さえ来なければ、後は全部のみ込む」と公言するなど、党内に小沢への反発もあることから党としての合流の見通しは立っていない。 社会民主党とは民主党時代に連立政権を組んでいたことや同じ自治労を支持基盤とすること、これまでも選挙協力を行ってきた経緯などもあり、一定の協力関係にある。民進党結党の際にも合流を呼びかけていたが、その際は又市征治幹事長が「参院選前の判断は難しい」という考えを示した。結党後の5月12日には、社民党の吉田忠智党首が常任幹事会で「民進党との合流も選択肢」と発言したが、党内の合意を得られず断念した。
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