八百長証言問題 2011年度〜
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「若ノ鵬寿則」の記事における「八百長証言問題 2011年度〜」の解説
2011年2月に大相撲八百長問題が発覚し元幕内・春日錦(22代竹縄)が八百長を認め、再び注目を浴びた。テレビ朝日系「スーパーモーニング」のインタビューで、相撲協会から八百長証言を撤回しないと退職金を支払わないと言われ、撤回したら翌日に700万円振り込まれていたと発言した。TBS系「情報7daysニュースキャスター」でのインタビューでは、関取になってから春日錦に八百長の協力を求められ『これが日本のルールだよ。長く相撲取りたいならみんなと一緒にやれよ』と詰め寄られ『はい、わかりました』というしかなかった、と証言した。さらに八百長の仲介役とされた元幕下・恵那司から『琴欧洲のように、すごく早く大関に上げてやる。オレがプロモーターになるから、大関になったら300万くれよな』と大関昇進のための八百長工作を打診されたという。さらに同月21日発売の週刊現代で力士21人の実名を挙げて八百長を告白したが、相撲協会の特別調査委は関心を示さなかった。その後も週刊現代に八百長告発記事が掲載されたが、3月11日の東日本大震災以降は週刊現代から相撲関連の記事が激減したため続報はなく、この件に関する現在の動向は不明である。
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