八百長問題発覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 13:55 UTC 版)
「大相撲野球賭博問題」の記事における「八百長問題発覚」の解説
2011年2月2日、警視庁による野球賭博問題の捜査において、押収した力士の携帯電話のメールから八百長が行われていたとされる内容があったことが明らかになり、現役幕内力士や親方など13人の名前が出る。同日、野球賭博で逮捕された力士が相撲についても賭博の対象としていたことが明らかになっている。2月6日、この日開かれた臨時理事会で八百長問題を理由として、同年3月からの春場所の中止を決定した。4月1日、これら八百長に関与された力士への処分が発表され、22人が八百長に関与したと協会は公表し、このうち19名に引退勧告、八百長を認めた者3名は出場停止2年となった。 詳細は「大相撲八百長問題」を参照 2月4日、野球賭博の胴元として逮捕された容疑者から押収された携帯電話のメールを復元したところ、野球賭博に関与していた琴光喜あての携帯メールの中に相撲賭博に関するものがあったと報道された。内容は2007年九州場所初日の幕内取組5つの勝敗を東西のどちらが多いかを賭ける「五番勝負」というもので、中には「東大関」の琴光喜対「西小結」安馬戦も含まれていた。琴光喜が相撲賭博に関与していたかどうかはまだ明らかではない。野球賭博の胴元が相撲賭博に関与していた。警視庁は相撲賭博についても立件を検討中であったが、証拠が乏しいため立件を見送った。
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