党中央指導機関の改選
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「朝鮮労働党第8次大会」の記事における「党中央指導機関の改選」の解説
詳細は「朝鮮労働党第8期中央委員会」を参照 1月10日の会議では第7期党中央委員会・中央指導機関に代わる新しい党中央委員会・中央指導機関の選出が行われた。 党副委員長の李日煥が「朝鮮労働党総書記の選挙に関連する提議」を行い、会議では金正恩の役職を党規約改正に合わせて朝鮮労働党総書記とすることを承認し、決定書「朝鮮労働党総書記選挙について」を採択した。総書記のポストは2011年に父・正日が死去して以来空位となっており、10年ぶりの復活となる。1月10日に採択された党大会決定書では、総書記のポストを「全党を代表して領導する党の首班で、全党の組織的意志を体現した革命の最高頭脳であり、指導の中心、団結の中心である」と定義している。同時に、総書記より委任を受けて会議を主宰することができる役職として「党中央委員会第一書記」として第一書記の名を有するポストが新設されたが、2021年6月現在、空席とされている。 新しい党中央委員会は中央委員が138人、中央委員候補には111人が選出され、党最高指導部の政治局常務委員では高齢の朴奉珠(党副委員長・国務委員会副委員長)が退任して趙甬元が昇格した。また、正恩の妹で党組織指導部第一副部長の金与正は中央委員に選出されたものの、政治局員候補と組織指導部第一副部長を解任され、党宣伝扇動部副部長に降格された。
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