児玉龍也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 06:29 UTC 版)
基本情報 | |
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国籍 | ![]() |
出身地 | 山口県下関市 |
生年月日 | 1993年10月9日(31歳) |
身長 体重 |
175 cm 74 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2015年 育成選手ドラフト2位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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児玉 龍也(こだま りゅうや、1993年10月9日 - )は、山口県下関市出身[1]の元プロ野球選手(投手)。左投左打。プロでは育成選手であった。
経歴
プロ入り前
下関市立垢田中学校では[2]、「下関ビクトリーズ(現・下関ボーイズ)」に所属[3]。
九州国際大学付属高等学校では三好匠の控え投手として、第83回選抜高等学校野球大会と第93回全国高等学校野球選手権大会に出場したが、登板はなかった[4]。当時エースの三好、正捕手の髙城俊人とは同級生であった[4]。
神奈川大学では3年春から主戦として活躍し、リーグ優勝に貢献。第63回全日本大学野球選手権大会では準決勝の愛知学院大戦で先発して大藏彰人と投げ合い、源田壮亮擁する打線を5回途中を無失点に抑え、勝利に貢献した。1学年後輩に濵口遥大がいる。
2015年10月22日に行われたドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成選手ドラフト2位指名を受け入団した[4]。背番号は130。
プロ入り後
2016年は二軍(ウエスタン・リーグ)での出場はなく、三軍では25試合(25回1/3)に登板し1勝1敗、防御率4.25という成績だった[5]。
2017年4月12日、対阪神タイガース戦においてウエスタン・リーグ初登板[6]。同年はウエスタン・リーグ18試合(16回)に登板し、防御率5.63の成績だった[7]。
また、2016年と2017年のシーズンオフに台湾で開催された2016アジアウインターベースボールリーグ、2017アジアウインターベースボールリーグに、NPBウエスタン選抜として派遣され[8][9]、2016年は8試合(8回1/3)に中継ぎで登板し、0勝0敗、防御率0.00の成績を残している[10]。
2018年はウエスタン・リーグで1試合、1イニングのみの登板に終わり[11]、10月4日に球団から戦力外通告を受けた[12]。10月31日、自由契約公示[13]。
現役引退後
福岡ソフトバンクホークスの球団職員として事業統括本部興行開発本部スポーツ振興部に配属された[14]。
選手としての特徴
セットポジションの段階から、右脚を左脚よりも一塁側に置き、クロスステップで踏み出しながらサイドスローで投げる変則フォーム[15]。
詳細情報
年度別投手成績
- 一軍公式戦出場なし
背番号
- 130 (2016年 - 2018年)
代表歴
- 2016アジアウインターベースボールリーグ:NPBウエスタン選抜
- 2017アジアウインターベースボールリーグ:NPBウエスタン選抜[9]
脚注
- ^ 児玉 龍也/インタビュー 神奈川大学硬式野球部公式サイト
- ^ “第83回選抜高校野球大会 チーム紹介 私立九州国際大学付属高等学校”. 高校野球ドットコム. 2017年10月16日閲覧。
- ^ “ボーイズリーグ出身 プロ野球選手 パ・リーグ 2017/3/1現在”. 公益財団法人日本少年野球連盟 (2017年3月1日). 2017年10月16日閲覧。
- ^ a b c “「森福2世」になる! 児玉に指名あいさつ 育成2位”. 西日本スポーツ (2015年10月31日). 2021年1月10日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2016年12月1日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2017年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
- ^ “2017/04/12(水)第4回戦 阪神 vs 福岡ソフトバンク”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年4月12日). 2017年10月15日閲覧。
- ^ “2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年10月15日閲覧。
- ^ ロッテ平沢、ソフトバンク島袋らが選抜メンバー入り 日刊スポーツ 2016年10月19日掲載。
- ^ a b “2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年11月10日). 2017年11月10日閲覧。
- ^ 海外武者修行2016 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト 2016年12月21日閲覧
- ^ “2018年度 福岡ソフトバンクホークス 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “ソフトバンク育成の斎藤、児玉、幸山に戦力外通告”. 日刊スポーツ新聞社 (2018年10月4日). 2018年10月14日閲覧。
- ^ “自由契約選手(育成選手)|2018年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2018年10月31日). 2018年11月11日閲覧。
- ^ “城所龍磨さん営業中!球団職員で野球少年たちを指導” (2019年1月26日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “絶対的「左キラー」移籍、ソフトバンク「ポスト森福」は誰に?可能性秘める23歳育成左腕”. full-count.jp (2016年12月3日). 2017年10月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 130 児玉 龍也 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
児玉竜也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 01:43 UTC 版)
こだま たつや
児玉 竜也 |
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生誕 | 1967年 |
国籍 | ![]() |
職業 | 新潟大学工学部教授 |
活動期間 | 1997年 - |
著名な実績 | 太陽熱と水を利用した水素製造システムの研究開発 |
児玉 竜也(こだま たつや、1967年 - )は、日本の工学者。新潟大学工学部化学システム工学科教授。東京工業大学博士(理学)。高温太陽集熱による水熱分解ソーラー水素製造システムの開発・研究者[1][2][3][4][5]。
経歴
1990年、東京工業大学理学部化学科卒業。1992年、東京工業大学大学院理工学研究科博士前期課程修了(化学専攻)。1994年、東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程修了(化学専攻)。「New ferrite formation reaction in strongly alkaline solution of iron(Ⅲ) tartrate」で博士(理学)[6]。1995年、新潟大学助手。1997年、新潟大学助教授。2003年、新潟大学教授。2019年3月1日、新潟大学とドイツ航空宇宙センターが科学協力の覚書を締結[7][8]。
書籍
共著
- 『再生可能エネルギーによる水素製造』S&T出版 ISBN 978-4-907002-58-9(2016年9月21日)
- 『水素利用技術集成VOl.4』エヌ・ティー・エス ISBN 978-4-86469-082-9(2014年4月)
- 『太陽熱発電・燃料化技術―太陽熱から電力・燃料をつくる 』コロナ社 ISBN 978-4339068306(2012年7月31日)
学会
特許
- 改質・分解反応器(特許願 2000-87685)
- 水の分解による水素製造方法とそれに使用する反応媒体(特願2003-60101)
受賞
- 1996年、第70春季年会講演奨励賞。
- 2002年、財団手島工業教育資金団工業技術研究賞。
脚注
- ^ “児玉竜也教授(自然科学系(工))が太陽熱と水を利用した水素製造システムの研究開発について豪州との実証実験に参画しています”. 新潟大学 (2019年8月5日). 2019年12月9日閲覧。
- ^ “太陽熱と水から生み出される次世代〈水素〉エネルギー”. 新潟大学. 2019年12月9日閲覧。
- ^ “内循環流動層ソーラー反応器による. 二段階水熱分解の一段階プロセス化. 水素製造法及び水素製造装置”. 新潟大学. 2019年12月9日閲覧。
- ^ “太陽集熱で水素製造へ新潟大・児玉教授、豪の実験参加”. 新潟日報社 (2019年7月18日). 2019年12月9日閲覧。
- ^ “第四銀行” (2014年8月13日). 2019年12月9日閲覧。
- ^ “New ferrite formation reaction in strongly alkaline solution of iron(Ⅲ) tartrate”. CiNii Dissertations. 2020年6月7日閲覧。
- ^ “新潟大学とドイツ航空宇宙センターが科学協力の覚書を締結”. にいがた経済新聞 (2019年3月1日). 2019年12月9日閲覧。
- ^ “新潟大、太陽熱研究で連携協定”. 新潟日報社 (2019年3月1日). 2019年12月9日閲覧。
- ^ “組織・役員”. 一般社団法人日本エネルギー学会. 2019年12月9日閲覧。
- ^ “運営体制”. 一般社団法人日本エネルギー学会 (2019年8月21日). 2019年12月9日閲覧。
外部リンク
動画
- 児玉龍也のページへのリンク