保護期間延長とは? わかりやすく解説

保護期間延長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:28 UTC 版)

著作権法」の記事における「保護期間延長」の解説

著作権の保護期間著作者死後50年から70年延長する無名又は変名の著作物及び団体名義の著作物についての保護期間公表50年から70年延長する著作隣接権保護期間実演又はレコード発行50年から70年延長する放送及び有線放送については、放送から50年のままである。 なお保護期間の延長は、施行日前日において著作権又は著作隣接権消滅している著作物実演及びレコードについては、適用されない後述の、CPTPP及びTPP整備附則第7条)。事例として、著作者死亡1967年場合は、1968年1月1日から50年であるから2017年12月31日限り著作権消滅しているので保護期間の延長対象にはならない。これに対し著作者死亡1968年場合は、1969年1月1日から50年であるから改正なければ2018年12月31日限り著作権消滅するはずであった2038年12月31日まで著作権存続することになる。

※この「保護期間延長」の解説は、「著作権法」の解説の一部です。
「保護期間延長」を含む「著作権法」の記事については、「著作権法」の概要を参照ください。

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