作者から出版社への絶版申し入れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 01:16 UTC 版)
「奥サマは小学生」の記事における「作者から出版社への絶版申し入れ」の解説
2009年に東京都知事の諮問機関である青少年問題協議会において、青少年健全育成条例を改正し18歳未満に見える架空のキャラクター(非実在青少年)に対する性行為や性交類似行為を含む出版物の販売規制が議論された際に東京都青少年課は現行の条例で規制が困難な作品として本作を含む複数の漫画・アダルトゲームを例示し、18歳未満の児童との性行為や近親相姦を肯定的に扱う作品の蔓延を防止するために規制強化が必要であるとする趣旨の答申をまとめ、2010年1月に公表した。 作者の松山は飽くまで「成人向け漫画のパロディ」という手法を用いたギャグとして本作を描き上げたものの、都条例改正を巡る論議で本作が名指しで取り上げられたことや国会における児童ポルノ禁止法強化の動き(準児童ポルノ)に対して「ジョークすら通じなくなると言う懸念」を抱き、2010年1月12日に発行元の秋田書店へコミックスの絶版を申し入れた。
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