余震活動の記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:25 UTC 版)
『日本三代実録』には仁和地震から約1ヶ月後の8月26日に巻第五十が終結するまでの間、地震の記録が多く現れる。具体的な震源は不明だが、余震活動が活発であったことを窺わせる(同日に光孝天皇が崩御したため。本来は同日以後を記した『日本三代実録』に続く新しい正史が編纂される筈であったが完成しなかった(新国史))。その後も『日本紀略』には、仁和3年を中心に余震と見られる地震の記録が多く見られる。また仁和地震直前にも京都における地震の記録がある。 仁和3年5月29日(887年6月24日[Jユリウス暦]、6月28日[Gグレゴリオ暦]) - 地震 7月2日(7月25日[J]、7月29日[G]) - 夜地震 7月6日(7月29日[J]、8月2日[G]) - 是夜 地震 7月30日(8月22日[J]、8月26日[G]) - 仁和地震 8月1日(8月23日[J]、8月27日[G]) - 昼夜地震二度 8月2日(8月24日[J]、8月28日[G]) - 昼地震三度 8月4日(8月26日[J]、8月30日[G]) - 地震五度 8月5日(8月27日[J]、8月31日[G]) - 昼地震五度 夜大震 京師人民 出自廬舎 居于衢路 8月6日(8月28日[J]、9月1日[G]) - 停釈奠之礼 去月卅日 木工寮将領秦千本 検校修造職院 驚恐地震 失神而死 供祭所司触此穢也 8月7日(8月29日[J]、9月2日[G]) - 未時(14時頃)地震 8月9日(8月31日[J]、9月4日[G]) - 地震 8月13日(9月4日[J]、9月8日[G]) - 地震 8月14日(9月5日[J]、9月9日[G]) - 子時(0時頃)地震 8月16日(9月7日[J]、9月11日[G]) - 寅時(4時頃)地震 8月22日(9月13日[J]、9月17日[G]) - 是夜 子時(24時頃)地震 8月23日(9月14日[J]、9月18日[G]) - 未時(14時頃)地震 8月24日(9月15日[J]、9月19日[G]) - 丑時(2時頃)地震 寅時(4時頃)又震
※この「余震活動の記録」の解説は、「仁和地震」の解説の一部です。
「余震活動の記録」を含む「仁和地震」の記事については、「仁和地震」の概要を参照ください。
- 余震活動の記録のページへのリンク