佐川組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 07:12 UTC 版)
『0』に登場した組。組長の意向か、真島を預かっていた際は真島を蒼天堀から逃がさないように四六時中あらゆる場所から監視しており(真島曰く「牢獄」)、中には作業員やホームレスに扮している構成員もいるほどに徹底していた。 佐川 司(さがわ つかさ) 声 - 鶴見辰吾 五代目近江連合直参佐川組組長で、キャバレーである「グランド」のオーナー。遊び人然とした砕けた口調に極道らしからぬ容姿をしているが、一方では徹底した執着心と少しでも意に沿わぬことが起きれば凶暴性をむき出しにするという極めて危険な性格を秘めている。東城会の嶋野とは代紋違いの兄弟分で、嶋野に頼まれて彼の元部下で東城会を追われた真島を預かりグランドの支配人としてこき使っている。嶋野と近江連合が「カラの一坪」を手に入れるために本件の責任者である本部長の護衛役を務めながらも実行部隊として動き、後に嶋野からの命令で極道への復帰を望む真島に条件としてマキムラマコトの殺害を命じる。その後も間接的に真島に協力し、後に真島が自身を裏切りマコトと共に大阪から脱出しようとしたことがきっかけで仲間を使って真島とマコトを追い詰めてその場で殺そうとしたが、突如として現れた世良によって阻止されて撃たれる。その後、真島を使って世良の素性を調べ上げ、真島と共に世良の率いる日侠連のいる椿園に向かい、そこで世良を撃ってマコトの居場所と立華不動産の存在を知り、真島に対して大阪から出ることを許可する。その後は真島を連れて神室町に向かい、そこで嶋野から呼び出されて彼の真の目的を知らされたことで真島にすべてを託すが、最終的に真島は嶋野の命令に反抗し単独で堂島組に乗り込む気概を見せその覚悟の強さから彼を見送る形になった。事件後は護衛すべき本部長が嶋野に殺害されたこと、そして本来の目的であった「カラの一坪」が東城会側に行き渡ってしまったことにより全ての責任を取らされる形で処刑されるであろうことを覚悟しながらもその素振りを見せずに真島と談笑し、真島と別れた直後に近江連合の組員によって射殺された。
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