伴氏の後裔を称する氏族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 04:38 UTC 版)
鶴岡社職家・・・伴忠国が鶴岡八幡宮初代神主となって以降、その社職を継承。伴中庸の後裔を称したが、伴保平の弟である保在の後裔とする系図もある。 肝付氏・・・大隅国の豪族。戦国時代には肝付兼続が戦国大名として島津氏と争うが、子孫は島津氏に臣従し薩摩藩士となった。伴姓を称するが、弘文天皇の子・内大臣余那足が伴姓を賜り、その八世孫の兼行が肝付氏を称したとされる。伴中庸に繋げる系図がある。 三河伴氏・・・三河国の豪族。平安時代後期に伴助兼が後三年の役で活躍した。伴善男・大伴駿河麻呂・大伴家持らに繋げる系図がある。 甲賀伴党・・・近江国の豪族。のち滝川氏を称し、戦国時代に滝川一益を出している。ただし滝川氏は本姓として紀氏を称している。三河伴氏の一族。 伊豆伴氏・・・平安時代後期に伊豆掾を歴任。伊豆権守(掾か?)・伴為房の娘は北条時政の母とされる。伴善男が伊豆国への配流後に儲けたとされる伴善魚に繋げる系図がある。 市部氏・・・甲斐伴氏とも呼ばれ、甲斐国にその一族である宮原哲家の系統。支族に金丸氏がある。
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