伴星ネメシス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 06:49 UTC 版)
詳細は「ネメシス (仮説上の恒星)」を参照 ネメシス仮説は、太陽に伴星が存在するのではないかという説。 リチャード・ミューラーが著書『恐竜はネメシスを見たか』などで提唱した、2600万年周期で太陽を回る伴星。2600万年ごとにオールトの雲を乱し、太陽系に彗星が無数に飛来することにより恐竜などの大量絶滅が起きたとされる。 赤色矮星もしくは褐色矮星であるため非常に暗いが観測は可能であるとされる。にもかかわらず見つからないのは単に大きな固有運動を行う恒星であると見なされているからであると説明する。公転周期が大きすぎるため、他恒星の重力の影響で存在できないとも言われている。広域赤外線探査衛星 (WISE) による全天観測の結果、2014年に存在しないとの報告がなされている。
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