代表的な作家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 06:01 UTC 版)
「ユーゲント・シュティール」の記事における「代表的な作家」の解説
ペーター・ベーレンス: ダルムシュタットの自邸はユーゲント・シュティール風。後にドイツ工作連盟に参加し、モダンデザインを開拓した。 フランツ・フォン・シュトゥック: ミュンヘン分離派の中心人物で、建築家、肖像画家として有名であった。 ヘルマン・オーブリスト(Hermann Obrist): ミュンヘンの彫刻家。1897年、ペーター・ベーレンスなどとともに手工業芸術のための工房連盟(Vereinigten Werkstätten für Kunst im Handwerk)を創設。 アウグスト・エンデル(August Endell): ミュンヘンのアテリア・エルヴィラ(ドイツ語版)(エルヴィラ写真工房)が有名(後にナチスから頽廃芸術として攻撃され、ナチスによる「ドイツ芸術の家」建設に際して撤去された)。 アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ: ベルギー生まれの建築家。世紀末美術に大きな影響を与え、ユーゲント・シュティールは別名ベルギー様式、ヴェルデ風とも呼ばれた。ヴァン・デ・ヴェルデがヴァイマルに設立した美術学校は後にバウハウスになった。 また、ウィーン分離派の芸術家たちも、ユーゲント・シュティールの動向に含めて論じられる。 ヨゼフ・マリア・オルブリヒ: セセッション館(分離派会館)やダルムシュタット芸術家村(マチルダの丘)内の多くの建築物を設計した建築家。 グスタフ・クリムト: 世紀末ウィーンを代表する画家。セセッション館の設計にオルブリヒの最初の案を修正する形で参加した。 オットー・ヴァーグナー:ウィーンの郵便貯蓄局(Wiener Postsparkasse)、カールスプラッツ駅(Stadtbahnstation Karlsplatz)、マジョリカハウス(Majolikahaus)などを設計した建築家。オルブリヒの師でもあった。 ヨーゼフ・ホフマン: ウィーン工房を主宰。特にブリュッセルにあるストックレー邸の建築家として知られている。
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