代表作『イースト・ウェスト』
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「ポール・バターフィールド」の記事における「代表作『イースト・ウェスト』」の解説
1966年7月、2作目『イースト・ウェスト』を録音、翌月発売。ロバート・ジョンソンの「Walkin' Blues」、マイク・ネスミスの「Mary, Mary」、アラン・トゥーサン作曲・ソロモン・バーク歌唱の「Get Out of My Life, Woman」、ジャズのナット・アダレイ作曲の「Work Song」などのカバーを収録。チャートでは65位だった。 13分のインスト曲「East-West」はインドのラーガから受けた影響と、最初期のフュージョンやブルースロックの試みが感じられ、バターフィールドおよび2人のギタリスト、ブルームフィールドとビショップによる長いソロが展開されている。 同曲はライブでは1時間ほど演奏され、サンフランシスコのフィルモアで演奏されると市内のジャムバンドはバターフィールド・バンド一色になった。 エルヴィン・ビショップいわく「クイックシルヴァー、ビッグ・ブラザー、デッドなどのバンドはコードをかき鳴らしていただけだった。彼らはフォーク・バンドみたいなもの。ブルームフィールドはどんなスケールも弾きこなし、彼らをノックアウトした」。 この時期の『イースト・ウェスト』のライブ・バージョンは、1996年のアルバム『East-West Live』で聴ける。
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