他社サービスのサーバーへの不正アクセス事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:49 UTC 版)
「Simeji」の記事における「他社サービスのサーバーへの不正アクセス事件」の解説
2014年4月10日、同月9日にスマートフォンアプリ「みんなの顔文字辞典」のサーバーへ1秒間に80回にも上るアクセスがあったことが発覚し、みんなの顔文字辞典運営のIO.IncはこれをDoS攻撃と認定した。バイドゥ株式会社側はSimejiの顔文字辞書を拡張するために「みんなの顔文字辞典」のサーバーにある顔文字辞典のダウンロードを試みたわけではなく、顔文字を盗む意図はないことを説明。IO.Inc代表者とSimeji開発担当が第三者を交えて面会したが、双方間で問題の解決には至らなかった。 一般的な過剰なアクセスへの対応として特定のIPアドレスからのアクセスを拒否(ブロック)する方法が考えられるのだが、本件の過剰なアクセスでは複数のIPアドレスを利用することでブロックしにくくし「みんなの顔文字辞典」サーバーの負荷を高めた。また、この異常なアクセスを受けたアドレスは非公開であり、Google Chrome向けの拡張機能から抜き出して使用した。これら2点についてはSimejiのブログ記事で解説している。また、運営会社であるバイドゥ株式会社も本件に関するプレスリリースを発表している。 同年5月15日にリリースされたバージョン7.1.1にて「みんなの顔文字辞典」のへマッシュルーム連携を行わない更新が行われ、「みんなの顔文字辞典」の仕様変更によって連携が難しくなったため連携を拒否していると発表した。 @honyohonyoho ご返信ありがとうございます。みんなの顔文字辞典のことでしょうか?「みんなの顔文字辞典の仕様が変わってSimejiから使いにくくなってしまいましたので、開発側の判断でSimejiで利用不可とさせていただきました。 — @Simeji_jp、Twitter
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