他人種との混血
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 02:04 UTC 版)
中央アジア、西シベリア、ヨーロッパ北東部ではモンゴロイドとコーカソイドが混血している。テュルク系民族、ウラル系民族など。 ウラル系民族でウラル山脈以西の地域ではコーカソイドの集団との混血の結果、ハンティ人・マンシ人以外のフィン・ウゴル語派はモンゴロイドとコーカソイドの中間種の一部を除いて、概ね東ヨーロッパ人種に分類されており、特にバルト・フィン語派が形質にスカンジナビア人種に属するコーカソイドに分類される。 ポリネシア人、ミクロネシア人は、台湾を発ったモンゴロイドのオーストロネシア集団と、オーストラロイドのニューギニア先住民が混血した集団からなっていることが遺伝子から示された。 オーストラロイドのメラネシア人はモンゴロイドのポリネシア人、ミクロネシア人とオーストラロイドのパプア人と混血した。 ネパール西部からインド北東部のタルー人はもともとはコーカソイドだったが、チベット系と混血を重ねて、次第にモンゴロイド化した。 インド東部のオーストロアジア系ムンダ人は東南アジアからインドに東進し、オーストラロイドのインド先住民と混血した。 マダガスカルのオーストロネシア系マダガスカル語を話すメリナ人は東南アジアからマダガスカルに移住してネグロイドのアフリカ先住民と混血した。 アメリカ先住民のいくつかの部族は、コロンブスの新大陸発見以降コーカソイドと混血している。
※この「他人種との混血」の解説は、「モンゴロイド」の解説の一部です。
「他人種との混血」を含む「モンゴロイド」の記事については、「モンゴロイド」の概要を参照ください。
- 他人種との混血のページへのリンク