他の日本産種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 17:56 UTC 版)
ミナミオオズアリ P. fervens Fr. Smith, 1858 体色は赤褐色~黒褐色。四国、九州南部以南から中国、東南アジア、オセアニアまで広く分布する。 アズマオオズアリ P. fervida Fr. Smith, 1874 日本では屋久島以北、日本以外では朝鮮半島にも分布する。和名通り東日本では平地にも見られる。オオズアリよりも明るい黄褐色をしている。 インドオオズアリ P. indica Mayr, 1879 外見や分布はオオズアリに似るが、後腹柄節が腹柄節と同じ高さであることで区別できる。捕修した土を巣口に積み上げる習性がある。 ツヤオオズアリ P. megacephala Fabricius, 1793 和名通り光沢がある。全世界の熱帯、亜熱帯に広く分布し、日本では主に南西諸島に分布するが、近年東京都、兵庫県、長崎県、鹿児島県など本土部にも侵入している。侵略的外来種である。 ナンヨウテンコクオオズアリ(ブギオオズアリ) P. parva complex 小笠原諸島を中心に、南西諸島と鹿児島県南部に分布する。外部形態から区別が困難な複数の隠蔽種を含むことが示唆されており、日本に分布するものが何者であるかの詳細は不明である。 ヒメオオズアリ P. pieli Santschi, 1925 オオズアリの中では最も小型で、森林に生息する。西日本、中国、朝鮮半島に分布する。本種のメジャーワーカーは餌の貯蔵役も兼ねる。 ナガオオズアリ P. ryukyuensis Ogata, 1982 オオズアリより小型。西表島と石垣島に分布するが、稀。 クロオオズアリ P. susanowo Onoyama & Terayama, 1999 石垣島だけに分布する。
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