他の文化圏の言霊とは? わかりやすく解説

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他の文化圏の言霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 03:23 UTC 版)

言霊」の記事における「他の文化圏の言霊」の解説

他の文化圏でも、言霊共通する思想見られる。『旧約聖書』の「ヘブライ語:רוח הקודש」(ルーアハ)、『新約聖書』では「希: πνεῦμα, pneuma」(プネウマ動詞「吹く(希: πνέω, pneō)」を語源とし、息、風を意味する)というものがある。「風はいずこより来たりいずこに行くかを知らず。風の吹くところいのちが生まれる。」この「風」表記されているものが「プネウマ」である。 一般に、音や言葉は、禍々しき魂や霊を追い払い、場を清める働きがあるとされる(例:拍手 (神道))。これは洋の東西を問わず祭礼祝い悪霊払い行われる神事での太鼓カーニバルでの笛や鐘、太鼓中華圏での春節時の爆竹などはその一例である。 言葉も、呪文や詔としてその霊的な力が利用される。ただし、その大本になる「こと」(事)が何であるかということには、さまざまな見解がある。たとえば「真理とは巌(いわお)のようなものであり、その上に教会を築くことができる」と考えたり、あるいは「真実知りたければ鏡に汝自身映してみよ、それですべてが明らかになる」といい、それは知りうるものであり、また実感として捉えられるのであるとみる意見や、「こと」自体はわれわれでは知りえないのであるという主張もある。これらはさまざまな文化により、時代により、また個人により大きく異なっている。

※この「他の文化圏の言霊」の解説は、「言霊」の解説の一部です。
「他の文化圏の言霊」を含む「言霊」の記事については、「言霊」の概要を参照ください。

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