仕様概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 06:34 UTC 版)
「PictBridge」の記事における「仕様概略」の解説
PictBridgeの採用製品は、撮影装置とプリンター間の接続にUSBケーブルを用いるものが多い。USBを使う場合には、PictBridgeソフトウェア側でUSBのPTPトランスポートレイヤー上に新たにDPSレイヤーを設け、プリントとストレージに関して、それぞれクライアントとサーバーの動作を行えるようになっている。また、接続にはUSB以外にも赤外線通信を使うことも許される。 画像の転送にはPTP (Picture Transfer Protcol) を用いている。PTPもデータ転送にUSBでなければならないわけではないが、USB上で転送するための規格と実装が存在しており、その結果PictBridgeもUSBで転送ということになる。なお、イーサネット上で画像を転送するプロトコルであるPTP/IPはPTPの上位互換であるため、PTP/IPを使用したPictBridge通信も可能と思われるが、実装した機器は存在しない。 機器接続後、デジタルカメラ側に印刷設定などの画面が表示され、デジタルカメラ側の操作で印刷する。機種によっては、割付印刷や画像一覧の印刷など、様々な設定が可能となっている。これらの印刷設定は、デジタルカメラとプリンタの両方が対応している機能のみ使用することができる。 DC-001-2003 Revision 1.0 DC-001-2003 Revision 2.0
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