人口動態・言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 06:51 UTC 版)
2011年の国勢調査によると人口は1,208,268人。そのうち、730,018人と半数以上がウィニペグ都市圏に集中している。州民の内、ウクライナ人を祖先に持つものが14.7%を占め、おなじカナダのアルバータ州と共に北米でのウクライナ人の拠点となっている。フランス人の入植者も多かったことから、州南部を中心にフランス系も多く148,370人を数える。 また、2011年国勢調査による人種別統計では69.8%が白人、13.0%が非白人でそのうちフィリピン人が最も多く、59,220人となり州全体の5.0%を占める。先住民が17.0%を占め、これはカナダの州のなかでは最大であり、州の民族のなかでは最も人口増加率が高い。 2006年国勢調査によると、州民の母語は英語が75.0%、6.0%がドイツ語、フランス語が3.9%、3.0%が先住民のアルゴンキン語族となっている。フランス語は公用語には制定されていないものの、フランス系の多い南部の一部地域を中心に使われ、教育や行政サービスなどで使われている。歴史的にウィニペグのサン・ボニファス地区がフランス語系文化の拠点となっている。
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