五経とは? わかりやすく解説

五経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:22 UTC 版)

儒教」の記事における「五経」の解説

儒教経典は『易』・『書』・『詩』・『礼』・『楽』・『春秋』の六芸(六経)である。 春秋時代になり、『詩』・『書』・『春秋』の三経の上に、『礼』・『楽』の二経が加わり、五経になったといわれる。 『詩』・『書』・『礼』・『楽』の四教については「春秋教うるに礼楽を以てし、冬夏は教うるに詩書を以てす」、『礼記·王制』における「王制曰く楽正四術を崇び四教を立つ。先王の『詩』・『書』・『礼』・『楽』に順いて以て士を造(な)す」という記述がある。 孔子は老聃に次のようにいったとされる孔子詩書礼楽四教弟子教えたが、三千人の弟子の中で六芸通じたのは72人のみであった漢の武帝のとき、賢良文学の士で挙げられ董仲舒儒学正統学問として五経博士設置することを献策した。霊帝のとき、諸儒を集めて五経の文字校訂太学門外石経立てた。このとき作られ熹平石経183年光和6年)に完成し、『易経』『儀礼』『尚書』『春秋』『公羊』『詩』『論語』の七経からなった。 経伝注疏易経 周易正義 尚書 尚書孔安伝 尚書正義 詩経 毛詩 毛詩正義 楽経 儀礼 礼記 儀礼注疏礼記注疏 周礼 周礼注疏 春秋 春秋公羊伝 春秋公羊伝注疏 春秋左氏伝 春秋左氏伝注疏 春秋穀梁伝 春秋穀梁伝注疏 論語 論語注疏 孝経 孝経注疏 孟子 孟子注疏 爾雅 爾雅注疏

※この「五経」の解説は、「儒教」の解説の一部です。
「五経」を含む「儒教」の記事については、「儒教」の概要を参照ください。

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