二種類のハンガリアン記法とは? わかりやすく解説

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二種類のハンガリアン記法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 23:58 UTC 版)

ハンガリアン記法」の記事における「二種類のハンガリアン記法」の解説

本来、シモニーの考案したハンガリアン記法とは、変数の意味使用目的から接頭辞決定することであり、型では区別できない情報変数名付与することで、紛らわし変数の意味明白に混同をさけるためのものであった。たとえば、論理座標デバイス座標X軸Y軸ドルと円などで、これらは単純に型による安全性に頼ることはできないマイクロソフトアプリケーション開発グループ開発されたこの記法は ExcelWord などの開発成功収めたため、Windows 開発グループでも採用された。その際、シモニーの論文中の "type" がデータ型のことであると誤って解釈され変数名データ型を表す接頭語接尾語をつける記法だと誤解された。シモニーの意図していた記法をアプリケーションハンガリアン誤解に基づく記法をシステムハンガリアンと呼ぶ。Windows APIおよびMFCはほとんどがシステムハンガリアンに従っている。システムハンガリアンは現在[いつ?]批判されることが多く.NET Frameworkでは使われていないCOMシステムハンガリアン伝統的に使われていたが、.NET登場後新しく追加されコンポーネントに関してシステムハンガリアン採用しないものが増えている。 ハンガリアン記法に二種類あることはあまり知られておらず[要出典]、単に「ハンガリアン記法」と言及され場合でも、システムハンガリアンの意味用いられていることが多い。

※この「二種類のハンガリアン記法」の解説は、「ハンガリアン記法」の解説の一部です。
「二種類のハンガリアン記法」を含む「ハンガリアン記法」の記事については、「ハンガリアン記法」の概要を参照ください。

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